mk-walker’s diary

子供の頃から、上手ではないですが、お手紙や文章を気儘に書くことが好きで、お手紙をよく送った昔からの親友の薦めも後押しして、ブログを始めてみました。今の生活の中心は、子育て、糖質制限のある家族の食事、大学生協のパートにほぼ毎日出ながら、いかにこざっぱりと暮らし、家事を回して行くか、なのかと思っています。他に心の中にあることは、早くに父と妹を亡くしまして、実家の家族のこと、日常の食生活からかけ離れたスイーツバイキングも夢中でしたが…。とにかく徒然草の如く心にうつりゆくよしなしごとを気楽に書いています。

息子のお弁当 プロローグ

昨年春、中学に息子が入学しました。

住んでいる京都市は、小学校はバラエティーに富んだ美味しい給食が出るのですが、中学校は、皆で食べるいわゆる学校給食はなく、昼食は個々のお弁当か、一ヶ月単位で申し込む業者さんのお弁当になります。

息子は良く食べます。好き嫌いもないので、学校給食はとても楽しかったみたいです。おかわりも良くしたそうです。母親としては、安心して、一日の子供の一食を栄養管理も含めて託すことが出来て、本当に楽させて頂きました。

中学入学で、その有難い環境にいられなくなり、弁当を作って持たせるか、一ヶ月毎の給食弁当を申し込むかの選択を迫られました。
給食弁当の献立を写真などで見る限りはそれなりにバリエーションもあり、美味しそうなのですが、ご飯が多いとか評判が良くなく、実際の利用率もあまり高くありません。うっかり試食会もとばしてしまい、まあ、当座は持たせるかと覚悟をしていた入学前でした。

入学式の前日、事前登校が一日あり、息子は新しい環境に入っていくのが苦手な性質の子供なので(自閉症スペクトラムの診断が出ているというと、良くわかる方もおられますでしょうか。)過保護な親ではありますが、誰かと連れだって行くということもできない息子にうろうろ着いていってしまいました。その道中、息子とのおしゃべりの中で、急に彼は「お弁当作ってください。」とお願いしてきたのです。
そのつもりにはしていたし、そんなきちんと頼んでくれるなら、頑張るわと返しました。

息子は、小学校の後半は、何に興味があるというとゲームと食べることでした。六年生の頃、自分の中で、一番がゲームで二番が食べ物と言い切りました。
その事も踏まえて、三食、私の作った食事を息子に与えることになる弁当作りは、とてもプレッシャーになりました。

よく、前日の残り物をとは言いますが、たった三人の我が家は、皆良く食べるからか、残りません。
そもそも、同じものが続くのは、食べ物に興味のある我が子には忍びないというのか。

クックパッドやスーバーでもらえるレシピやら、フリーペーバー、料理番組、図書館や出先で広げた雑誌、いろんなレシピを見ながら、

・水気の少ないおかず
・彩りのきれいな食材のレシピ

探してみては、これまで作らなかったものも、献立に導入していきました。家の食卓で並べていたもので、弁当に向くレシピのおかずを弁当に入れると、家の食卓の献立のバリエーションにも困り、とにかく献立を組むのと食材の確保に苦労し出しました。冷凍のものも自分で一度は食べてみて美味しいかなと思うものは、加えてみたりもしてます。

パプリカは色がきれいなので、良く使います。
きんぴらは葉の物は水気が出るので避けます。
ブロッコリーの蒸したのは頻出。たんぱく質の多い野菜なので良いらしいですよ。
鰹節やゴマは、水気を吸うので和えるのにおすすめです。

日頃の食事、野菜は沢山 (ダンナの血糖値の食事療法の為です。大量の野菜をベジファーストしています)。治療でなくとも、基本は肉魚の三倍の重さ、一日350グラムは摂らないといけないいけないらしいですね。
緑黄色野菜は必ずと淡色野菜、実の野菜と葉の野菜と根の野菜、これを入れるようにすると、栄養価のバランスが良いと聞いて、心掛けています。弁当もしかりです。

出来れば、20パターンの献立が組めれば、一ヶ月迷わずに作れるのですが、なかなか。せめて10パターン。それなら隔週で回せます。(家のご飯も、同じくなんですが。)
記録も含めて、レシピの記事もページ改め、載せていきます。

どうして、息子が弁当を作って欲しいと言い出したのかは、わかりません。でも学校生活のお昼休みは意外に短いらしく、申し込みの給食弁当は、取りに行って返すのが、それなりの時間が要るらしく、のんびりしている彼にとっては、実質有難いようです。とにかく頑張って毎日続けていきます。