年末年始の休暇初日、家族で日帰りバス旅に出ました。
行き先は休憩以外は2ヶ所だけ。
ウェスティンホテル淡路でランチビュッフェ、
徳島の大塚国際美術館。
京都から三人で行くと、個人旅行するのと費用はとんとん位。運転しなくて良い分、楽チンです。
お天気もよく、心配だった渋滞も、今年はまだ28日だったからか、全く問題なし。
朝は9時集合なので、普通に家で朝御飯を食べて、そんなにバタバタせずに出かけました。
ウェスティンホテル淡路迄は寝て寝て寝て。
目が覚めて間もなく、明石海峡大橋で、青空と海がきれい。
ランチは、さすが淡路島、
玉葱のグリルを筆頭に、お野菜が美味しく、
タコのカルパッチョ、
鶏肉の鶏ハム等のお総菜、淡路鶏だそうですが、
鹿肉のロースト、
猪鍋、
猪肉の生春巻等、
お肉や魚介系が日頃食べる二千円までのランチビュッフェよりはかなり上質でした。
甘いものは、小さなケーキがありましたが、殆んど頂きませんでした。パンナコッタは美味しかったかな。
写真は撮りませんでした。(楽しみな方はごめんなさい。)作ること、撮ること、とにかく食べることに、手間をかけたくない日でした。
大塚国際美術館は、信楽焼の陶板に、世界の名画を焼き付けた物を沢山展示している美術館です。
小さい作品は、質感などが厳しいですが、大きな作品や、壁画を元にしたものは、なかなか見応えがありました。名画ですが、基本、写真は撮り放題で、接近して鑑賞できるのが、何とも不思議な心持ちです。
でも、名画をそのまま見るというより、図録を見ているようだとダンナが言い、的確な表現、うまいな。
個人的には、変な例えなのですが、
落語で、地獄八景というのがあり、落語愛好家でもなく、いい加減にしか知らないのですが、あの世で歌舞伎を見ると、初代から十何代の市川團十郎が見られるというくだりがあり、そんな気分というのか。とにかく名画のオンパレードです。
時間が三時間以上取ってあったので、最初はメイン作品を一部ガイドさんに付き添って、なかなか為になる説明を受けました。
その中の一つ、日本国内の空襲で失われたゴッホのひまわりの作品があり、写真から再現したとのこと、パンフレットの表紙を飾っておりましたが、初めて聞くお話でした。真っ青なバックとひまわりのコントラストがきれいで、ゴッホはこの色合わせを非常に好んでいたそうです。
解散してからは、とにかく沢山の作品をぼーっと見ました。
何ヵ所かレストランやカフェはありますが、一番階下のカフェが250円でコーヒー飲み放題で、最後に鑑賞する手前で、少しゆっくりしました。
休憩先の淡路サービスエリア、上りのハイウェイオアシスでは、色々お土産の試食もできました。海産系の練り物やタコ飯、玉葱スープ。
一番美味しかったのは、鳴門金時の芋きんつば。残念ながら一週間も持たないので、お正月の実家のお土産にはできませんでした。
食べることに、手間をかけない日、
本当にその通りで、食事作りから解放されました。
朝御飯のみを作り、昼のビュッフェにしっかりお野菜摂ってもらって、晩も定食系の外食にしてもらい、自分はビュッフェと試食で満たされて、先に帰宅、洗濯物を片付けて。
バスでは大半寝て、目が覚めているときは、携帯電話使って調べものや登録作業、こういうことが、日頃なかなか出来ないので。
車窓をちらちら見ると、山並みも海も夕焼けも楽しめました。
美術館は、上記の通り、気合い入れず芸術鑑賞。
日頃、パートに出る直前まで台所に立って、バタバタしているので、とても良い旅だったように思います。ダンナの今回の提案には、感謝です。