処分するつもりだったトレーナーを使って、鞄を作りました。
以前も友人から貰って、使わないけれど捨てられなかったエプロンを鞄にしたこともありますが、
また、けったいな物を作ってしまいました。
生協さんのカタログをゆっくり見ていて、小ぶりなショルダーバッグがありました。リュックでお買い物に出る時に、財布だけが入るショルダーバッグが欲しくて、ちょうど良いか、気持ち小さいかという感じ。リュックが紺色なので、紺が欲しかったのですが、ラインナップにはありませんでした。
買うか買わないか悩むものなら、作れないかなとふと思い。
うちにある紺色の素材…処分するつもりだったトレーナーが浮かびました。
ニットは縫ったこともないし、多分縫いにくいのですが、やってみました。
物になるかわからないのに、何か新たに買うのは、私としてはタブーで、製作に使う他の材料も、家にあるものを駆使しました。
紐はビジネスバッグ等の使わないショルダー紐。
紐を留めるバンドは鞄か何かの取っ手、
作りながら、鞄の口の留め具が欲しくなり、ボタンはボタンホールが要るので、マグネット止めに。キッチンパネルの脇についているマグネットを使用しました。(パネルを処分する前にそんなものまで取っているのか、という感じでしょうが。)
出来上がった鞄、
案外、ニットなので体にフィットして、買おうか悩んだものよりはかなり大きいですが、リュックにコンパクにまるめて納めることも出来ます。
鞄は、縦長より横長の方が、物の出し入れがしやすく、使い勝手良いということは、鞄屋さんで聞いた知識としてありまして、横長を意図して作りました。
リュックのお買い物に活躍してくれると嬉しいな。
使えないものを使えるようにすることは、物に命を吹き込むようで、充実を感じられる作業です。