結婚して料理をするようになってから、もやしの下ごしらえに、根取りするという作業を知りました。
母の料理にもやしは出てきましたが、記憶にある中では焼きそばぐらいでした。根取りはしてなかったです。
この作業を知ったきっかけは、嫁ぎ先に持参した料理本の中のレシピから。ダンナが美味しそうだと注目したもやしのナムルのレシピで、ひげ根を取る、と作業工程にあり、取ったほうが美味しいよね、とぼそっと言われました。
もやしは、青臭さがあり、根っこが伸びると、確かにより感じるかも、と初めて意識しました。
炒め物だとあまり気にならないのでしょうが、汁物でも鍋材料でも、特に和え物だと気になるでしょう。見聞きしたもやしの調理自体、実家で焼きそばだけでしたから、それまでわからなかったことでした。
ダンナにもやしの根取りのことを言われてから、取らないと臭みを指摘されそうで、面倒ですが、必ずするようになりました。
野菜高騰の折、もやしにはお世話になりますが、「根取りもやし」と銘打ってない安いもやしほど、やはり根は多く、時間に追われているときは、「くそダンナ!」と思いながら、根を取っています。
が、やはり自分の大好きな和え物は、私は、じゃこと人参と和えた酢の物が好きなのですが、自分が根を取って食べたいには違いなく…
料理修行の一環のお話でした。