もう閉店してしまった京都四条近辺のびすとろ希味さんというお店のお話です。
2500円のランチが圧巻で、次から次と和食洋食入り混じったようなお料理が出てきます。
我が家では、2回行きました。息子が2歳過ぎの本当に小さかった時、そして高校合格祝い、2021年の春。好き嫌いの少ない息子は、焼肉より値打ちがあると申してました。2回目は、私は食べ切れなくて、大喜びの息子に分けてやりました。また行きたいね、成績が良かったら、と夫が言っていたら、残念、叶わぬままに閉店となりました。
お料理の詳細は忘れましたが、この日は豆乳鍋っぽいものや鰆の蒸し物やホタルイカのカルパッチョ、アサリ等ありました。京都を意識したもの、季節折々のお献立。
2つ、残しておきたい想いというのか、印象というのか、記憶というのか。
おそらく、お酒や会話を楽しみながら、ゆっくり頂くお食事なのでしょうが、うちの大食漢の夫と息子、あっという間に平らげていきます。店主さんが様子を見ながらお料理を準備して下さるのですが、「早いですねぇ…」と。
「そうなんです、申し訳ないです。私も毎日大変なんですよ。」日々の食卓、お魚を焼く9分の間に、山盛り盛り付けたお野菜やお惣菜が、なくなってしまい、私自身苦労してるので、ご主人に共感してしまいました。
後、最後に出てきた手まり寿司。
家族で回転寿司は定番の外食ですが、若い頃はおいしく食べていた回転寿司、私はこの頃美味しく思わなくなっていて。
こちらの手まり寿司は、美味しかったですね。
シャリとネタの握り具合がよく、一体感がありました。お寿司ってこれなんだと。回転寿司の握りは、シャリとネタがばらばらで、食べにくさも感じるようになってしまっているのだなと。
閉店は残念です。お店のInstagramによると、2021年の11月だったらしく、息子の記憶に残る時に、ぎりぎりセーフで食べさせてあげられました。
家族に美味しいものを食べさせて頂き、心地良い共感と美味しさの感動を下さった店主さんに感謝しております。