子供の頃、和室に布団を敷いて寝ていました。小学校の半ば頃から、布団の上げ下げをするように言われ、面倒に感じることもあってか、ベッドライフに憧れました。
一人暮らしする機会もあり、その時はここぞとばかりベッドを生活に取り入れました。
実際にベッド生活をしてみると、ベッドメイキングしないと、部屋がスッキリしないものです。ベッドを壁に付けると、ベッドメイキングはしにくい、そして掛布団を増やしたり減らしたりが頻繁な時期に、掛布団の置きどころに困ります。
床に布団を敷く生活は、毎日敷く、畳むは面倒でも、押し入れにどんなに適当でも押し込んでしまえば、部屋はスッキリして、掃除も含め、起きている間の活動がしやすいのです。
押し入れが引き戸で、開けっ放しの扉が邪魔にならないのも良いですね。3枚扉だと開口部が広くなるのも、物の出し入れに便利です。畳める衣類なら、引き出しを使って収納すると、とてつもない収納力です。
ホテル泊の時は、寝室で生活も家事もしないですから、とことん楽チン、気分も変わるから、ベッドも楽しい。
でも普段の生活には、和室が私にはフィットするという結論に至ります。ベッドを生活に持ち込むとするならは、広い物件で狭くても寝具とベッドだけを置く専用部屋があれば、それはそれで楽かもしれませんが、お掃除する箇所は増えてしますよね。
うちの和室は、母が昔、お洒落だと私に吹き込んでくれた縁のない琉球畳風のものに、入れ替えました。縁のある畳に比べると、洋室続きのLDKに馴染み、広々とした感じになり、非常に気に入ってます。
洋服を着る生活なので、よく使う洋服収納はクローゼット等、洋風の作りのものは使いやすく、台所や食卓の仕様も、洋の物の方が動きやすいでしょうか。
何となく関連付けて、更に加えますが、リビングは、食卓はダイニングセットの椅子とテーブルを使いますが、ソファは私には不要です。
ソファって壁につけなければ、場所がずれるのも苦手で、お掃除もしにくい、手入れも必要になってくる、面倒くさいの一手、地べたに座るのが厭なら、ダイニングセットがあれば、充分というのが持論です。
でも現状、二〜三人掛サイズのソファが我が家にはあります。私はほぼ、座りませんが、テレビをソファに寝転がったり座ったりして、寛ぎながら見る家族には必要です。位置のズレを、もうっと言いながら直す私です。
最近の物件広告を見ていると、和室がどんどんなくなっています。
私のような思いを持つヒトは少ないのかなぁ、と訴えかける気持ちで書いてしまいました。