高校最後お弁当は、基本は授業がある間のことをいうのでしょうが、息子のお弁当、私の気持ちとして、最終日になった日、2024年3月5日の記録です。
30年以上前、私自身の学生時代と変わらず、息子の中学も高校も、卒業式にすべての進学先の合否は出ていませんでした。どうしてそんな複雑な気持ちで卒業式に臨まなければならないのかと思うのですが、もう一歩考えると、全ての生徒の進路が決まっていると、逆に参列し難い程、辛い場合もあるのかしら、と。
この春大学受験をした息子も、3/1が卒業式でしたが、合否によってはは3月半ばも1回試験を受けることになり、授業は終わってますが、卒業式後も高校が開いてくれている入試対策の講習ぽつぽつ受けに行き、弁当も要る日がありました。
いつが最後の弁当になるのだろうと、考えながら、食材の確保もしながら。
最終日になった日、この時もいつが最終日になるのだろうと考えながら作っておりました。ちょうど私は休みで、息子もお昼から講習、講習前にお弁当を学校で食べたいとのことでしたので、時間と戦いながら目を吊り上げて弁当作りをせずに済みました。
最後かもしれないし、彩り綺麗にしたくて、なかなか作れない卵焼きを入れました。
私の母が作ってくれたお弁当は、毎日卵焼きが入っていました。甘目ですがいつも美味しかったです。私の作る弁当には、私の根性のなさ、器用さもなくて、月2回ぐらいでしょうか。しかも王道の美味しい卵焼きを作る自信が持てなくて、いつも子供好みに作れる、
中華味とカニカマと干ししいたけの戻し汁を使った中華バージョン、
スライスチーズを巻き込んだ牛乳を卵液に入れた洋食系、
の2種類に落ち着きました。
この日はカレー味の炒め物に添えるので洋食系のチーズ卵焼き。卵焼きの断面はスライスチーズが漏れて、弁当箱に付くのが、盛付けでいつも気になるのですが、この日はゆとりを持って、チーズの漏れない端を縁に当てたり、巻の向きを互い違いにしてみたり、初めて満足いく盛り付けだったかもしれません。卵以外の彩りも頑張って、ブロッコリーにカリフラワーも加え、 プチトマトは黄色も準備しました。菜飯のふりかけに明太ふりかけを少しふるのは、息子が週2くらいで希望したいというご飯のトッピング。明太ふりかけは、最後かも、袋を引っくり返しヘラでさらえました。ご飯を別立てする専用にしていた二段式の弁当箱の上の部分ですが、食べにくそうなので、短いお箸を入れずに、ちょい足しおやつに、ナッツやきなこ棒を加えてましたが、ちょうどラストに置いていたナッツを入れました。
プチトマトの部分は、保冷剤をいつも付けてました。昔、私が母に作ってもらっていたお弁当に、プチトマトはいつも付いていて、お弁当はいつも美味しかったのですが、シーズンによってぬるくなったトマトだけ食べ辛いことがあった記憶があり、当時は保冷剤を付けることは難しかったと思います。私が息子に作る弁当には必ず付けるようにしました。紫、緑の幾何学模様の弁当包み用の綿ハンカチ、息子はどうか知りませんが、私はお気に入りでした。案外、大判のハンカチって無いので、見つけた時、2枚まとめ買いしました。
カレー炒め&洋食系卵焼き弁当は、私は好きな取り合わせで、職場にも余り物を詰めて持っていきましたし、この日はお昼に頂きました。
お味は合格点だったかな、ほぼ心置きなく、終われました。