息子が中学三年、高校受験も迫ってきた12月に15歳になりました。
15歳になる前の週、中学の定期テストがあり、その週末も土日塾通い、定期テスト最終日の金曜日は、束の間の休息、家でゲームでもしながら寛いでいるかと思いきや、仕事から帰宅した私は、息子を見て、おや?と思いました。
部屋着のスウェットスーツではなく、明らかに外出していた服装。今日は塾はなかったよな。
朝、貯金箱を振っていた息子を思い出しました。
ちまたで、ジャンプコミックの「鬼滅の刃」が流行っており、我が家でも家族でテレビは楽しんでましたが、ダンナは半休取った日に、思い付いて、一人で映画に行き、テスト終わったら、息子にも観に行くか?と聞いておりました。
そう言えば・・・、この日の前々日、塾から電話があり、テスト最終日の夕方、三者面談をしたいということでしたが、延期してほしいと主張した息子でした。併せて急にその週の土曜の特別受講のご案内はあって、それは受けたのですが。
一人で、調べて、映画に行ってきた?
何回もやいやい同じ話を繰り返すのは嫌だったので、ダンナが帰宅してから、
映画を観に行ったのか、聞いてみましたら、大当たりでした!ダンナ、驚いて大喜びです。
自分の母親の読みも、なかなか大したものになりました。が、何より映画に電車に二駅程乗って、お一人様デビューした息子に、15年を感じました。
ついでにお誕生日のケーキのお話。
お任せということで、私が食べたいものを選んでしまいました。
セカンドハウスというところのパリブレスト。
ピース売りを店頭で見て、クリームのたっぷりさにやられました。
ネットで調べると、新作で、申し込めばホールで買えました。カスタードクリームと生クリーム、バタークリームの3層でバタークリームがアクセントになってました。
コロナ禍で、ろうそくは付けてもらったものの、フーッはなし、ハッピーバースデーの歌もなし。
15歳、シンプルに頂きました。