兜は私の実家の母から贈られたものです。
茶人でもある母は、季節感や行事は、おそらく一般的なレベルよりは敏感な人で、今時、節句のお雛様や兜は省略されるお家も多いと思いますが、きっちり息子の初節句に準備してくれました。
母の流儀を、若い頃は特に面倒にも思いましたが、接客業を続けていたりすると、母のやっていることは大切なことかという気もして。
母の日も近い五月の節句なので、本来なら子供の成長を慶ぶ日なのですが、母に感謝と敬意を示して、兜を飾るようにしています。
母も時代の空気は考える人で、鯉のぼりは要らんね、ガラスケースは邪魔になるね、と台の中に片付けられる、でも可愛らしいサイズでも立派な仕様の兜を選んでくれました。
そうはいっても、本当に子供に手がかかった時期は、出せなかったときも二回、三回あったかも。
息子が就学してからは、家庭訪問が同時期、折角なので、家庭訪問を目処にして出すようにしてました。(見られるかどうか知りませんが~笑。)
今年は早々、4/22に、家庭訪問が終わりました。大学生協おばちゃんの私、こんな早々だと余裕もなく、ゴールデンウィークは十連休でもないし、今年はスルーしてしまうかと思いましたが、令和元年、即位の日はお休みで、6日はお休みなので、頑張って?即位の日に出してみました。お雛様やクリスマスツリーより、シンプルなので実は楽なんですよ。
出してみると、意外に今年も、息子は喜んでくれました。ありがたいです。
玄関は余りよくないというのですが、床の間もないし、目に触れるという意味では、玄関が定位置になっています。
来週は母の日、花ギフトをしていて、忙しい母ですが、無事届いたら連絡くれるかな。いつもカタログギフトになるので、綺麗かどうか気になります。