GW中、ソファを処分しました。ソファの背もたれクッションは傷んでないので、傷むまでは使うことにしました。
5年ほど前でしたか、ニトリさんで購入した展示品でお手頃に買えた我が家二代目のソファでした。色や質感、デザインもシンプルで、良いとは思っていました。
しかし、案外早くソファの底の布が破れて、薄い不織布っぽい物ではありましたね、中のスポンジがボロボロ落ちてくるようになりました。夫が処分して、買い替えはやめようかと言いました。
ナイス夫!この頃の夫の提案でベストな提案でした。久々に気が合ったという感じ。
ソファのデザインや家具としての体裁は、気に入ったものではありましたが、そもそも、私はソファという家具に執着がないというのか、実は嫌だったのです。
ソファって、壁付けでなければ、座っていると滑ってズレます。それが気に入らない!ですので、ソファを置くなら壁付けなら許せますが、壁付けにすると、必要な家具が置けなくなります。
一代目のソファは、夫が独身時代にマンション購入をして、購入の折に揃えたものの一つでした。(画像は流石になし。)そのマンションに私も結婚後住んでいて、婚礼家具は箪笥とベッド位しか買わなかったです。
元々ソファは広々としたリビングの壁に付けられていて、それならば私もズレないからイライラしなかったのですが、その場所に、婚礼家具少ない中、ピアノを持ち込んでしまいました。仕方ないけれどソファを壁付けのレイアウトには出来なくなりました。
そのソファは、カリモクの本革シート、ベージュの一体ものの三人掛けで、家具としてのデザインは好みでした。でも正直、私にとっては無くても良いもの、ソファに座る機会は、私の生活には、ほぼありません。椅子に体が沈み込み感覚もそんなに好きではない。
きっと大きな板を使った高級品でした。値段は教えてくれませんでしたが、50万位はしたのでは?マンション購入の張り切った新生活で、勢いもあって選んだものなのでしょう。シートが破れて、みっともない体裁になってきても、なかなか夫は処分したがらず、かと言ってお直しは信じられない金額が付きます。マルチカバーを掛けて使用したいと言われ、これまたズレて私としては不愉快な原因になると思いましたが、夫の選んだマルチカバーを購入して使い出したら、ずるずる落ちて案の定、使い物になりません。(今は夫の寝室に置いている生協さんの個配ケースの目隠しになっています。)
婚礼家具があまり要らなかったこともありますし、私も思案して費用を出し、張替えではなく10万位かけて、皮補修加工は施しましたが、これもあまり持ちませんでした。
でも来客予定の為、いよいよ新調することを検討して、ニトリのソファが安く買えるタイミングで、夫はこの高級ソファの処分を決意してくれました。
夫の意識として、リビングにソファは要るものだったようですが、この二代目ソファも破損して、新調しないと決めてくれて、重石が取れたような思いです。
私の実家リビングにも、黒い革のソファのセットがあります。三人掛けと一人掛けのセットで、一人掛けは、もう処分したのかな、私が中学生の頃だったか、母が思い切って購入したのですが、私は部屋が狭くなる気がして、あまり感心はしませんでした。でも母の憧れのリビング生活なんだろうなと理解してました。
ソファの処分で自分は、元気になった気がします。部屋は広々明るくなりました。子供の頃からのソファ有り生活からも、解放されたのかもしれません。あまり弾けなくなったピアノとの距離も縮めてくれる気がします。