エコバッグの使用、レジ袋有料化が浸透し、使う方も増えていると思います。
エコバッグ、使い勝手が大事ではないでしょうか。どんな場面で使うことが多いか、何をよく入れるかによって、求められる大きさも素材も違います。
私にとってヘビーユーズになるものは、
抱えられる範囲でなるべく大きく、
しっかりした素材で、
濡れが気にならず、
簡単にコンパクトになって、
畳むのが簡単で。
それを満たしているバッグがあり、文具雑貨の展示会で頂いたサンプル品でした。
オレンジ色で派手ですが、敢えていくつかの中でこの色にした気もします。目立つ色だと鞄から取り出しやすい。紐やマジックテープ留めしませんが綺麗に畳めます。取手が紐ではなく、袋と平面の布になっているから、凸凹なく畳みやすいのでしょうね。サンプル品を下さった業者さんが、持ち歩いてもらえると宣伝になるからと下さったのですが、あからさまに有名ブランド品でもないところも持ちやすさでした。肩がけで使うことも可能です。とにかく色々と便利。
比較的丈夫な素材なのですが、ヘビーユーズし過ぎました。初め、結構良いよ、と夫に貸していたこともあって、重いものをしょっちゅう入れたり、お取り扱いもそんなに丁寧でなかったこともあったからか、取手がややボロボロになり、その段階で夫が嫌がり、でも私、夫に呆れられながらしつこく使っていました。が、いよいよ限界。
袋の部分は汚れはあるものの大丈夫ですが、取っ手の継ぎ目がちぎれそうでちぎれないけれど…でも見た目にも苦しいです。
少し時間が空いた時、作ってみようかと眺めてみましたが、取っ手部分の縁のカーブをほつれないようにパイピングするなり縫い付けるなりするのは、手仕事ではかなり難しいと踏みました。
不細工になるのを覚悟で補修。
デザインの文字の白さがしっかりしているので真っ白のシャツを潰した一部を使ってみました。
縁をかがらなくても良いような部分を選んで破れた部分に巻いてみて、
遠目に見たら違和感ないですね?
畳んでもそんなに邪魔にはならないかな。
まだ、しつこく使ってみます。
他にも直した取っ手のカバンはありまして、
息子の体操服入れ。これも袋の部分がかさばらなくて変えがたく、
取手がほつれた保冷リュック。こちらも、本体はまだまだ使えそうだったので。
取手が浮いてしまいそうなので、共布でポケットにデコ。
補修の布はいずれも古着を潰したもの、布をわざわざ買うことはしません。それなりに気に入って買った服が素材なら悪くないです。使いづらくなったものを、使わなくなったもので直すこと、命吹き込む作業だと銘打ってます。
御飯作りに追われるばっかりでは、面倒な手芸はできませんが、役に立つ違うものも作りたくなります。