ドラマ好き、食通の夫が、À Tableという歴史上の人物が食した料理を再現するというドラマ番組をリビングのテレビで流します。
家族皆の評価、お洒落な映像、音楽、主演の市川実日子さんのギリシャ彫刻を思わす顔立ちは、歴史を取り上げた内容にもマッチしていて、でも今ひとつ、お料理もお話もグッと印象に残らず、BGMの様に視聴しています。
その中で、食材の揃えやすさや私のスキルに見合った、我家の食卓に並べやすそうなお料理があり、作ってみました。ベートーベンの回の卵のスープ。番組のInstagramにレシピも出ています。玉ねぎ、卵、ソーセージをコンソメ味で調理なので、不味いわけがなかろうというもの。四人分なのですが、1リットルのお湯は流石に三人分には多いだろうと、以下のように調整して調理してみました。
鍋に玉ねぎ80gをバター10gで炒め、
ライ麦パン50gと一緒に加えて5分弱火で煮込み、
煮込んでいる間に、
お好みの大きさに切ったソーセージ5~6本を炒め、
溶き卵2個をさらに加えて7分煮込み、
胡椒と細かく刻んだネギ、パセリを加えて完成。
ネギはチャイブというのが元レシピの食材で、ネギの仲間だそうです。
ライ麦パンは、プンパーニッケルというパンで、このパンによく似たものを以前買ったことがあったので、作ってみようという「妙な意欲」が湧きました。
地元のライフコーポレーション、ライフの中でも食品に力を入れている大きめの店舗でセントラルスクエアと名の付いた店舗で扱ってました。タンパク質強化のライ麦パンで、パン好きな夫の糖質制限メニューに使えそうで買ってみたのです。
50g入✕5枚で500円近くするので、ちょっと気になりながら、お値段的に普段使いのパンには不向きで、一回コッキリになってしまいました。
再び買って帰ってから、遅れ馳せながらパンについて調べると、どんぴしゃのパンで、このパンの隣に同じ会社で作られた本当のプンパーニッケルがありました。
同じ量が同じお値段で売られていて、タンパク質強化なら、我が家的には、このプロテイン仕様のものでバッチリでは?
スープにはこれ一枚のみ、8枚にカットして使いました。
スープの出来は普通においしいですが、夫曰く、このパンが、マッシュルームみたい、と。食べてみてその通りで、とても不思議でした。
お高いパンですが、五回に分けて食べられるのなら、タンパク質強化のパンにソーセージ、卵を加えると、立派なおかずになりますし、またリピートして作ろうかと思います。
バターはあまり感じなかったので、次回はオリーブオイルに塩気の味付けを強めにしてみます。作ったらこの記事に追記します。